青ヒゲよサラバ!
青ヒゲが気になる30代医療ライターショウブ(@freemediwriter)が脱毛をしてツルツルの肌を手に入れようとする企画の第4弾。
第1弾から第3弾にかけて、「ヒゲが生えるメカニズム」「脱毛の方法」「レーザー脱毛と光脱毛の違い」についてそれぞれ調べて書いてきたわけですが、なんといってもわたしの仕事は現場に訪れてなんぼのライター稼業。
実際に脱毛を行っているクリニックに行って無料カウンセリングを受け、知識を増やそう、あわよくばその場で施術も受けようと思い立ち、話題のゴリラクリニックに行ってきました。
が、
ゴリラクリニックの男性カウンセラーの話にわずか3分で嫌気が差し、15分でクリニックを去るという結果に。
わたしは医療分野を取材しているライターですから、普段から医療の現場によく行っていて、プライベートでもかかりつけの医師がいます。
そんな中で、医療機関に行ってこれほど嫌な思いをしたのは初めてでした。
今回は、ゴリラクリニックのカウンセリングの模様を記憶の限りなるべく忠実に再現して、どんな点が嫌だったか、またどんな教訓を得られたかを振り返りたいと思います。
ゴリラクリニックとは
ゴリラクリニックは男性専門の美容医療クリニックで、脱毛のほかにニキビやわきが、多汗症、薄毛、シミなどに対する治療も行っています。
運営元は医療法人社団十二会で、創業は2007年。当初は東京イセアクリニックとして分院展開を図っていましたが、2014年に東京イセアクリニック池袋院をゴリラクリニック池袋本院に改名、その後は一律に「ゴリラクリニック」としてクリニックをオープンさせています。
本院は後に新宿に移りました。
2018年9月15日現在、都内を中心に全国8ヵ所にクリニックを展開しています。
巧みなプロモーションが特徴
ゴリラクリニックの大きな特徴は、その巧みなプロモーションにあります。
実業家の堀江貴文さんや芸人のアンタッチャブル・柴田英嗣さんら著名人とタイアップして数多くのプロモーション記事や動画を発信しているのです。
特に芸人とのタイアップが多く、数々の芸人がゴリラクリニックで施術を受けた情報を(なぜか)逐一ツイッターなどで流しています。
医療法人が芸能事務所または芸人と何らかの契約を結んでいるのかもしれませんね。
なぜゴリラクリニックのカウンセリングを受けたのか
わたしがなぜ、カウンセリングを受ける医療機関としてゴリラクリニックを選んだのか。
そもそも男性のヒゲ脱毛を行っている大規模な医療機関は少なくて、「湘南美容クリニック」「ゴリラクリニック」「メンズリゼ」くらい。
この3つの中から選んだわけですが、中でもゴリラクリニックはインパクトが大きくて面白そうだと思いました。
だって、名前がゴリラですよ? そこから面白いじゃないですか。
それに加えて著名人がたくさん受けているので親近感が湧きましたし、さらに7回目以降の施術が1回につき100円になるというこれまたインパクトの大きなプランもある。
惹きつけられたわけです。
で、カウンセラーの対応にガッカリした、と。
ライター庄部とカウンセラーの会話の模様
わたしがカウンセリングを受けたのは8月某日。
(関係者が読んだときにカウンセラーが特定されないよう、クリニックの場所は伏せました)
受け付けを済ませて問診票に必要事項を記入して5分、カウンセリングルームに案内されました。
担当してくれたのは男性。あいさつを交わしたときは好印象でした。
ここからは、わたし庄部を「庄」、カウンセラーを「カ」と記載して、対話形式で書き進めます。
カ「まずお聞きしたいんですけど、どこかでカウンセリングを受けたことはございますか」
庄「えっと、8、9年前だったと思うんですけど、メンズTBCで一度だけ5分1,000円の体験メニューみたいなのを受けたことがあります」
カ「ニードル脱毛ですよね。一本一本抜いていくやつで、針を刺してぴっと抜く。そのときなんで続けられなかったんですか?」
庄「かなり痛かったのと、あと試しにやってみただけだったんで。当時は20代前半でそこまでヒゲが目立つわけでもなくて。
今33歳なんですけど、ここ3年くらいの間にさらに濃くなって、人からも言われることが増えたので脱毛に興味が出てきて」
カ「かしこまりました、ありがとうございます。ではまずパーツの確認になりますね。もみあげ、頬、鼻下、あご、あご下、首、全部で6部位になります」(早口で聞き取りづらい)
庄「メモっても大丈夫ですか」
カ「全然大丈夫ですよ。まず鏡を見ていただいて、どこまでされたいってご希望ありますか」
庄「ホームページを見てきたんですけ―」
カ「ありがとうございます!」(被せ気味)。
庄「全部位だと料金けっこういっちゃうので、目立ちやすい鼻下、あご、あご下の3部位ってあるんですよね」
カ「ございます!」
庄「なのでそれで考えてるんですけど、全体的な料金プランってどんな感じなんですかね」
カ「そこにオプションでもみあげ・頬と首をくっつけるって感じで全部位になりますね」
庄「えっと…気になっている順でいうと、鼻下、あご、あご下の順でこれらは必須かなと。あとは料金によってどうしようかという感じです」
カ「はい、かしこまりました。ただ、庄部さまのを見させていただくと全部位が入ってくるかなとは思います。
(モニターに柴田さんの施術前後の顔を写して)やっていただくと、柴田さんとかわかりやすいんですけど、こんな感じできれいになるんですね。
で、今おっしゃられていた鼻下、あご、あご下だけやると、そこだけ肌色になって頬や首に毛がある状態になるので、だいぶ! 違和感出ちゃうと思います。
そっちの方がやる前よりも指摘されることが多くなるだろうと思います。そこだけはちょっと踏まえてご契約いただければという感じですね。
3部位だけやるひとはほぼいらっしゃらないです、正直な話」
庄「3部位だけやる人が少ないということなんですか?」
カ「おっしゃる通りです。3部位だけしか生えていないのであればいいと思うんですよ。でも、頬も首も生えているのに3部位だけやるひとはほとんどいらっしゃらないですね」
庄「あのー、なるべく費用と自分の気になっていることの優先順位の兼ね合いでやっていきたいと―」
カ「(また被せて)あっ、はい、全然! でもこれ、あとから追加するというのはできないんですよ。
なのでやるんだったら最長5年間ここ(3部位)だけやっていただくって感じです」
庄「? …料金のことはまだあまり把握してないんですけど」
カ「あっ、はい。料金はほんとは一番最後にご案内するんですけど、(モニターに料金を表示させて)鼻下、あご、あご下がベースになっていて、そこに部位として頬ともみあげをくっつけるとこの金額ですよ、で、ここに首くっつけて全部やっていくとこの金額になりますよ、という感じですね(やはり早口で聞き取りづらい)。
で、じゃあ『わたしはここだけ(3部位)でいいです』って言った場合はここだけが肌色になりまーす、で、(頬や首を示しながら)ここに毛が残っている状態なので、だいぶ違和感が出る感じなので」
庄「違和感が出ている写真とかってありますか?」
カ「ないですね! やらない方が多いんで、3部位でやってくださいという方はあんまいらっしゃらないんですよねえ」
庄「ホームページだと3部位を前面に出してたので、まあ、それでも安心してお願いできるのかなと思ったんですけど。
3部位だと料金的には10万以内に抑えられるので。
このあたり(頬や首)を自分で剃るのは鼻下やあごに比べて手間じゃないからいいんじゃないかと思ったんですけど」
カ「(反応せずに)例えばじゃあ、鏡を見ていただいて、頬の肌色がありますよね、脱毛するとこれが鼻下やあごに広がる形になるんですよね。
なので、もみあげ周辺や首には影がある形になって違和感が出るので、そこだけご了承いただければもちろんぜんっぜん! 進めていただいてオッケーです。
ただしあとから『こんな風になると思っていなかったからどうにかしてほしい』と言われてもまた5年間通っていただく形になってしまうので、そこだけご了承いただけるのであればぜんっぜん構いません」
庄「はい――」
カ「(畳みかけるように)ただカウンセリングさせていただいている中で3部位でやられている方があまりいらっしゃらないというのが正直なところ。
だからそこのところを重々ご理解していただいたうえでやっていただくことになります。
そこだけ気をつけていただければ問題なしでございます。大丈夫ですか? じゃあ三部位のみ希望ですね」
庄「えっ(施術の内容とか聞いてないけどこれで決定?)、あのもうちょっと聞いてから決めたかったんですけど―」
カ「えっ、あ、じゃあ―」
庄「あ、もういいです。ちょっとお兄さん、ガツガツこられる感じなので、合わないと思うんで」
カ「いえいえいえ、そんなことないですよ! 病院なのでそういうわけにはいかないですよねえ(? 勝手に出てはいけませんよの意味か)」
庄「いえいえ、そんな風に勧められるとは思わなかったので結構です」
カ「いえいえ、全然これで(3部位)いけますよ、はい」
庄「もういいですいいです(バッグ持って立つ)」
カ「うちはエステさんみたいに気軽なところではないんですよ。なのでお時間いただいて来ていただいてるので、先生のお話まで聞いていただいて、そのあとお帰りいただくことは可能になってますので」
庄「圧迫感がちょっと――」
カ「(また被せる)あああ、そうなんですね!」
庄「最初から商品を勧められているような。あなたは6部位ですよって。
でもわたしとしては10万以内に抑えたい気持ちもあって、そこをあまり考慮されず、『いえそんな人はいないんで』と最初から決めつけられているような、誘導されている感じがしたので」
カ「ああー、そうなんですねえ」
庄「もうご縁がないかなと思うので」
カ「ちょっとだけお時間いただいていいですか、3分くらい。申し訳ありません。
なんとなくわかっていただけるかと思うんですけど、今まで通っていただいた方でここ(3部位)だけが肌色になってしまって『そんなこと聞いていなかった』っておっしゃられる方が何人もいらっしゃったんです。
で、料金プランは最終的にご案内させていただく予定だったんですけど、庄部さまが最初に料金を聞いてみたいということだったのでご案内させていただいたんですけど、わたしの方で圧迫感があったようで」
庄「すごい勧められている印象で、組織として6部位を勧めるように言われてるのかもですけど―」
カ「(被せて)そんなことないですないです!」
庄「まずはわたしの考えていることを聞いていただいて、その上でアドバイスしてくれるような感じなのであればまだ聞きやすいと思ったんですけど、最初の入りがけっこうウワってきたので」
カ「わかりました、申し訳ございませんでした。ただこの部位のところで差が出てきてしまうと」
庄「それを写真とかわかる形で伝えてくれれば」
カ「ほんとにないんですよお。
3部位だけをやった人って、周りの方からけっこう注意されるらしいんですね。『なんでそんなことしたの』って。『そんな風にやる必要あったの』って、で、それで『戻してほしいって』クレームもけっこう多かったんですよ。
ほんとは最初にツールを説明した上で――」
庄「そうですね、メディオスター(脱毛機器)のことも聞いた上で判断したかったんですけど。
いきなり6部位ですねと言われると倍くらい費用がかかってしまうし、決めつけられている印象があったので。
もっとふわっとした感じで言われるのであればよかったんですけど。何か(金を)取ろうとしている感じが。残念でした」
カ「もしよろしければ、こんな営業の話(営業と言ってしまっている)は一切しないので、機器のお話だけでもさせていただければ全然させていただきたいんですが。
それで先生のお話までは聞いていただきたいなと思います。
さっきまでは患者さまとしてご契約(される)という気持ちでしたけれど、いま庄部さまの気持ちを聞かせていただいて、それであればゴリラクリニックの良さだけ聞いて帰っていただくのもアリかなと思ったので」
庄「最初から『あなたみたいな人いないですよ』と言われてしまうともうその選択肢が断たれてしまうじゃないですか」
カ「(被せ気味で)うんうんうん」
庄「お金は倍かかってしまうので、それありきで進められてしまうんだろうなと。しかも写真がないので比較できない。
わたしとしては判断のしようがなくなってしまうわけで、機器の話を聞いても最終的にはそこに戻ると思うんです」
カ「そうですよね。ただ私も言い訳するわけじゃないですけど、たとえばですよ。がん患者さんがいたときにここは取らないといけません、で半分だけ取ってほしいという人はいないと思うんですよね、基本的に」
庄「じゃあ、なんでホームページに3部位を前面的に出しているんですか。7万円くらいでできるんだなとわたしなんかは思ったんですけど、『そんな人ほとんどいないですよ』と言われると不信感が」
カ「わたしみたいな生え方なら3部位じゃないですか。それでオッケーじゃないですか。でも頬や首にも生えていて3部位だけって言われる方がほとんどいないんです」
庄「わたしみたいな」
カ「そうですそうですそうです。だからこんなデメリットがありますよということを強く言わせていただいたんですよね」
庄「でも、他の人でもわたしみたいな印象抱くんではないですかね。ありがとうございました。失礼します」
カ「すいません、大変失礼しました」
ゴリラクリニックのカウンセリングが嫌だった理由
15分ほどの対話の様子を書きました。
書きながら当時を思い出してちょっと嫌な気持ちになったんですけど、なるべく冷静に、なぜゴリラクリニックのカウンセリングが嫌だったかをまとめます。
1、患者の話を聞かない
最も大きな理由がこちらです。
わたしのヒゲに関する悩みや、脱毛をすることでめざしたい状態、金銭的な予算などをほとんど聞かれませんでした。
カウンセラーが思うことを話すのはいいと思うんです。
でも、まずは患者の話を十分に聞かないとその人に合ったアドバイスができないと思いますし、そもそも話もろくに聞かずに自分の話ばかりをする人ってわたしは苦手なんですよね。
まして脱毛って、自分の体が変化する患者にとっては重要なイベント。お金もけっこうかかる。
わたしが話そうとすると最後まで聞かずに自分の話を被せてくるのも嫌でした。
2、患者の不安感をあおる
リスクの説明をするのはいいと思うんですね。
頬や首にも毛が生えている人が3部位(鼻下、あご、あご下)だけ脱毛すると、その部分だけ肌色になって頬と首が青いままで違和感が出るという。
ただ、リスクの説明をするのは患者の話を十分に聞いて、脱毛に関する説明を一通りしてからで良かったんじゃないのか。
わたしが嫌だったのは、カウンセラーがリスクの説明をするときに「頬や首に毛が生えている人で3部位だけ脱毛する人はほとんどいない」と繰り返したこと、何度も。
要は、あなたみたいな考えの人はいませんよ、と言っているわけで、わたしは自分が否定されたような気がして嫌な気持ちになりました。
カウンセラーが意図していたはわからないんですが、少数派であることを指摘して不安感を助長し、多数派に組み込もうとする営業トークに聞こえました。
仮にわたしのような人が少ないのであっても、もっと互いに言葉を交わし合って場が温まったあとにやんわり言ってほしかったですね。
3、お金を取ろうとしている印象さえ受けた
患者の話をろくに聞かず、自分の考えを強調して、さらに相手が少数派であることを何度も指摘する。
こういった話から、わたしは彼が営業をしているように感じました。
3部位の希望を翻意させて6部位に変更させる。
すると、3部位6万8,800円の契約が、少なくとも全部位17万2,400円での契約となり、クリニックの収入は大幅に上がる。
これを狙っているんじゃないか、と。
4、説明がわかりにくく信頼性が低い、矛盾もある
不信感を覚えたのは、こういった理由もあります。
まず、部位と料金の説明が早口で非常にわかりづらかった。
さらに、「頬や首にヒゲが生えている人が3部位(鼻下、あご、あご下)だけ脱毛すると違和感が出る」と強調したにも関わらず、症例の写真などがなく説得力に欠ける。
わたしのヒゲの青さが目立っているのは特に鼻下とあごなので、その部分の青みが取れるだけで印象は変わるんじゃないかと思ってるんですよね。
頬と首の方が青みは薄いですし、正面からだと見える面積も狭いので。
そもそも、「頬や首に毛が生えている人はほとんど3部位のプランを利用しない」と言っていたのも本当なのかどうか。
7万円と17万円ってだいぶ違いますよね、負担感が。
上に書いたわたしのような考えから、「まずは3部位だけやってみよう」って人もいるんじゃないかと思ったんですけど、本当にいないの? と疑問に感じました。
それに、微妙に矛盾もしてる。
3部位だけやる人がほとんどいないと言いつつも、やった人からのクレームが多かったと言っている。
これは過去にそんな人がいたものの、今はほとんどいなくなった、という意味かもしれませんが。
それに、説明をしているカウンセラーにどれほどの経験があるのか、というのも気になりました。
わたしが行ったゴリラクリニックは開院して間もないところだったんです。
だから、わたしを担当してくれたカウンセラーはゴリラクリニックの分院やヒゲ脱毛を行っている他の医療機関から移ったわけではなく、開院に合わせた求人に応募して採用された未経験者だった可能性があります。
つまり、彼が話していたことは彼が経験したことではなく、研修などで先輩から教わったことだった、と。
もしそうであれば、ほとんど断定形で話していた彼の物言いも誠実ではないと思う。
これはあくまでその可能性がある、という意味です。
最後に気になったのが、脱毛をがんの治療に例えたことです。
例えというのは、難しいことを相手が想像しやすいことに置き換えることで理解を促すとても有効な手段だと思うんですが、この場合はマッチしていません。
がんとは違い、生えている毛を放置していても死にはしませんよね。
脱毛というのは自分の見栄えを良くしたり、ヒゲ剃りの時間を短くしたりして生活の質を上げるものであって、緊急性の高いがんと比べるべきものではないと思う。
5、患者でなく自分を見ていた
こういったことから、わたしを担当したカウンセラーは患者であるわたしではなく、自分を見て自分のことを考えて話していたように思いました。
わたしが「退席する」と言ってからの慌てぶりや、「先生の話まで聞いてほしい」と2度言ったことも踏まえると、自己保身に走った感じもあった。
「少なくとも医師につなげないと自分の顔が立たない」ということなのかも。
でも、もっとわたしのことも考えてほしかったと思いました。
脱毛カウンセリングで得られた教訓
たとえ組織が良いサービスを提供していたとしても、自分と相対した人の印象で組織の印象もがらっと変わってしまうんですね。
改めて感じました。
実際に施術するのは看護師などの医療資格保有者だと思うので、カウンセラーと馬が合わなくても組織がどうかを軸に話を聞いていればいいわけなんですが、わたしはそこまで大人になれませんでした。
ここまで「あなたみたいな人はいない」と言われてしまうと…。
わたしは今回、カウンセリングを受けてその内容が良ければその後に施術も受ける希望を出していたんですけど、それが良くなかったのかもしれません。
クリニック側からすれば、カウンセリングだけを受ける人に比べて脱毛への関心が高いことが想像されるわけで、「下手なことをしなければ契約が取れる」「ならばよい高いプランを案内するように」なんて言われていたのかも。
実際にカウンセラーも話の中で「さっきまでは患者さまとしてご契約(される)という気持ちでした」と話していましたし。
ほんとはこの発言もおかしいんですけどね。
わたしは当日に必ず契約を結ぶつもりはなく、あくまでもカウンセリングの結果次第で、それが良ければ契約を結ぶ考えでした。
このことはそもそもカウンセリングの予約をする際に電話対応をしてくれた人から教わったことです。
「カウンセリングだけを受けることもできますし、カウンセリングを受けて(良ければ)そのまま施術を受けることもできます」と。
わたしのように営業を受けたくない人であれば、最初はカウンセリングだけ受けることを希望した方がいいかもしれませんね。
わたしは今度、湘南美容クリニックのカウンセリング(だけ)を受けようと思っています。
追記:湘南美容クリニックで受けたカウンセリングの模様もレポートしました。
ゴリラクリニックさんに関しては、もっと患者目線のカウンセリングを行ってほしいと思いました。
いくらPR戦略が良くても、カウンセラーの対応が良くないと本末転倒。
わたしみたいに「2度とゴリラクリニックには行きたくない」と思う人が増えるのではないでしょうか。
医療ライターの庄部でした。
追記:この記事を公開した後、法人幹部から「猛省。真摯に問題解決に取り組む」と謝罪のメールをいただいたこともあり、もう一度、カウンセリングを受けました。
記事内の情報、考え、感情は書いた時点のものです。
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