青ヒゲよサラバ!
青ヒゲが気になる30代医療ライターショウブ(@freemediwriter)が脱毛をしてツルツルの肌を手に入れようとする企画の第8弾。
前回は、美容医療を全国的に展開する「湘南美容クリニック」で2回目の施術を受けた模様をレポートしました。
今回は続編として、3回目の施術の模様とその効果について書きます。
過去2回の施術で効果を感じられなかったわたしは今回、初めて機器の出力を上げて施術してもらいました。
痛みは増しましたが、看護師の方がいい人だったので頑張れましたし、脱毛特有の痛みにも慣れてきたことを実感。
そして3回目を終えて、ほんの少しですが、見てわかる効果を感じられたのです。
ヒゲ脱毛3回目は出力を上げて開始
3回目の施術を受けたのは、2018年12月25日。
過去に担当してくれた看護師の方によると、湘南美容クリニック新宿南口院の場合、「混みづらいのは平日の午後6時より前」なので、今回は4時10分に予約を取りました。
すると、待つことなく名前が呼ばれて施術室へ。
前回は6時半に予約して20分ほど待ったので、やはり6時までに予約しておいた方が良さそうですね。
施術に関してですが、今回は少し機器のパワーを上げてもらいました。
「効果が出なければ機械の出力を上げることも可能」と過去に看護師の方から聞いていて、過去2回で変化をほぼ感じられなかったので希望を出したのです。
「まだ早い」などと言われて現在の機器の設定で引っ張られるのではないかと不安がよぎりましたがそんなことはなく、予約の電話に対応してくれたオペレーターから看護師にちゃんと希望は伝わっていて、快く設定を変えてくれました。
「はい、おっしゃられるようにウルトラ美肌脱毛(わたしが選んだ機器)の出力(光の強さ)は変えることができます。
基本的には弱い設定から始めて、その患者さんへの効果の出具合によって調整することが多く、庄部さんの場合はまだ(施術を受けたのが)2回ですから、どのくらいの強さで効果が出るのか模索している段階なんですね。
効果を感じられないとのことなので、今回は少し出力を上げてやってみましょうね」(看護師)
ちなみに、最初の設定がどれほどで、今回どれくらい上げたかといったような数字的な情報は教えてもらえませんでした。「院外秘」とのことです。
数字がわかればネットでいろいろと調べられたんですが、残念。
出力を上げるとやはり痛い?
出力を上げると痛みが増す可能性が高いとのことでしたが、わたしの場合、半分ハズレで半分正解でした。
というのも、わたしが施術を受けている3部位のうち、出力を上げても鼻下(上口ヒゲ)とあごについては痛みをほぼ感じなかったからです。
鼻下については過去2回に痛みはほぼなく、今回も同様でした。あごの部分は1回目に痛みを感じましたが2回目はほぼ感じず、今回も同様。
いずれの部位もたまにチクッとする程度です。
とても楽でしたが、唯一、あご下は痛かった。
あご下(耳の付け根からあごを引いたときにできる首との境目まで)は過去2回でも痛かったところなので、覚悟はしていましたがやはり今回もそうでした。
しかも出力を上げた分、痛みも増しました。
機器頼みとはいえやはり看護師は重要
今回実感したのは、看護師が誰かによって施術に対する印象も大きく変わるということです。
脱毛は基本的に機器頼みで、どんな性能を持つ機器を使うかで効果が違うと言われますが、とはいえ看護師はやはり重要。
看護師が思いやりのある人だと頑張れるからです。
ウルトラ美肌脱毛は機器を滑らせながら光を照射していきますが、あご下を照射する場合、あごを引いたときにできる首との境目から上に向かって機器を動かしていきます。
前回、わたしの場合は上に行くほど、つまりあごに近づくほど痛みが大きくなっていったので、看護師の方が「おそらく骨に近い皮膚を照射する際に痛みが出るのだろう」と推測して、その部分は機器を止めて照射し、それ以外は動かして照射という方法に切り替えてもらいました。
すると、驚くほど痛くなくなりました。
過去2回の経験から
- 機器を滑らせながら照射すると場所によっては痛い
- 機器を止めて照射し、少し移動して止めて照射する形だと痛くない
- しかし効果が最も高いのは、機器を滑らせながら照射する方法
これらのことがわかっていたので、過去2回で効果がほとんど見られなかったこともあり、今回は我慢して全く止めずに照射をしてもらったんです。
出力を上げてさらに機器を全く止めずに照射をしてもらうので、緊張感はありました。
結果的にあご下の痛みは増しました。
感覚的には肌にビリッとかヂクッとか響く感じで、体はビクンと跳ねます。我慢できないほどではないんですが、首の方からあごまで滑らせる1ターンが終わると、ふぅ~とため息が漏れる。
そんなふうに決して楽ではなかったのですが、今回は看護師の方がとても励ましてくれました。
「よく頑張ってますね」「少し休憩しましょうか」などと合間合間に声をかけてくれたので、「よっしゃ、痛いけど頑張ろう!」と思えたんですよね。気合いが入りました。
ちょっと大げさかもしれませんが、無事に施術が終わった時は、チーム戦に勝った爽快感というか、それに近い気持ち良ささえありました。
「今日はほんとに看護師さんのおかげで頑張れました」とお礼を言って、笑顔で帰ることができました。
湘南美容クリニックでは事前に患者が看護師を選べませんが、選べるようにしてくれたらもっと患者満足度が上がるのにな、と思った次第。
施術直後の写真です。今回も赤みなどの副作用は起きませんでした。
ヒゲ脱毛3回目の効果
さて、ヒゲ脱毛3回目の効果はどうだったのでしょうか。
看護師の方によると、「3、4回目からヒゲ剃りが楽になったと話す人が多い」とのことですが。
上の写真は2019年4月10日に受けた4回目の施術の前に撮影したものです。2枚のうち下の写真を見てください。
ヒゲの生えていない、肌色の部分が点在しているのがわかるでしょうか。
全体的には青ヒゲが目立ちますが、その中に肌色の小さな丸がぽつぽつとあるのが見えます。
鼻下とあごはまだわかりづらいですが、ヒゲを放置して3日後の1月4日の様子を見ると、微細な変化に気付きました。
鼻下の溝(人中)の左下と右上にぽっかりと肌色になっている部分があります。
アップで撮ったので写真が荒いですが、「言われてみれば…」と思われる人も多いのでは。
3回目にして効果を感じられたのは大きな発見でしたね。
効果が全く出ないままコース6回分が終わってしまったらどうしよう…と少し気になっていたので良かったです。
ヒゲ脱毛3回目のまとめ
ヒゲ脱毛3回目に感じた大切なことを書いておきます。
- 脱毛機器の出力は上げられるので、効果を感じなければ自ら調整を希望した方がいい
- 看護師がいい人だと痛くても頑張れる。徐々に脱毛特有の痛みにも慣れる
- ヒゲの剃り残しがあるとその部分は照射できない。自宅を出る前に剃り残しがないか鏡でチェックを(写真を見てもわかるように、今回、あご下の左の方に少し剃り残しがあってその部分は照射できなかったんです。もったいなかった)。
ウルトラ美肌脱毛の特徴「蓄熱式」とは
前回の看護師の方が「ウルトラ美肌脱毛は蓄熱式だから機器を滑らせた方が効果が高い」と言っていて、「蓄熱式」の意味がわからなかったんですが、今回の看護師の方に聞いて解決しました。
蓄熱式というのは、光を照射した後に体の中に熱が留まり、じんわりと発毛に関わる組織を焼いていく、という意味だそう。
つまり、「蓄熱式だから機器を滑らせた方が」というのは文脈的におかしくて、今回の看護師によると、滑らせた方が効果が高いのは照射漏れのリスクが減るからだそうです。
過去にも書きましたが、やはり看護師によって微妙に説明が違います。
これからもなるべく質問していって、認識のズレを小さくしていきたい。
院内で患者の情報は共有されている
「毎回看護師が違うけど、ちゃんと患者の情報は共有されているのか?」
これも前回疑問に感じたことですが、今回の看護師によると、「共有されている」とのことでした。
ただ、どうやって共有しているかまでは聞けなかったのでまた確認してみます。
以前、タブレット端末のようなものを操作している場面をちらっと見たことがあるので、端末に都度入力しているのかもしれませんね。
施術室にはパソコンがなく、患者情報が記載された紙を持っている場面を見たこともないので。
さて、3回目にして初めて効果を感じましたが程度はまだほんの少し。
引き続き、地道に続けていきます。
さらば青ヒゲ! めざせ、ツルツル肌!
医療ライターの庄部でした。
湘南美容クリニック・ヒゲ脱毛ページ
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