青ヒゲよサラバ!
青ヒゲが気になる30代医療ライターショウブ(@freemediwriter)が脱毛をしてツルツルの肌を手に入れようとする企画の第21弾。
今回は、鼻下・あご・あご下の3部位における11回目の施術の模様とその効果を伝えます。
上の記事の続編です。
ヒゲ脱毛はやっぱり根気が要りますね。
7回目と8回目の施術の効果が大きく、一時は鼻下の毛が8割まで減ったと感じましたが、以降は一進一退が続いています。
鼻下に関していえば現状は7割減くらいでしょうか。
今回は減ったり増えたりした様子が分かりやすいよう、6回目以降の効果が出た後の写真を一挙掲載します。
「ヒゲが減った後もその状態が続くとは限らない」「人によってはやっぱり長期戦」
これらのことを知ってもらえるとうれしいです。わたしはヒゲが抜けた後に生えることがあるのを知らなくてちょっとショックでしたから…。
それと、ヒゲが再生する理由についての追加情報も記載するので参考にしてみてください。
ヒゲ脱毛11回目の模様
- 使った機器はジェントルレーズ
- 保湿が効いたのか痛みが軽減
- いつも通り赤みは出て1~2時間で消失
ヒゲ脱毛11回目の要点は上の通りで、施術を受けたのは2019年12月12日。場所はいつもの通り、湘南美容クリニック新宿南口院です。
下の頬ヒゲ脱毛5回目の記事にも書いたように、保湿はすごく大切みたいですね。
1日2回の保湿(化粧水と乳液の塗布)を習慣化したら、今回の施術でも痛みや施術後のヒリヒリ感が大きく軽減しました。
施術する看護師の方が毎回といっていいほど「保湿とUVケアを」と話す理由が分かる気がしました。
看護師の方に撮ってもらった施術前の写真です(あご下の方はうまく撮れてませんね…)。
そしてこちらが施術直後の写真。
ヒゲ脱毛11回目の効果
さて、今回の効果は?
今までは施術を受けてから7~10日後に毛がポロポロと抜けていたのですが、なぜか今回は抜け始めるタイミングが遅く、13日後の12月25日から28日にかけて抜けました。
下の写真は施術を受けてから18日後、ヒゲを剃らずに放置して3日後の12月30日に撮影したものです。
あご下は前回と同様に9割減のまま、あごは前回より少し減って7割減ほど。
鼻下も7割減くらいに留まりました。
鼻下に関して詳しくいうと、10回目の効果が出て8割減の状態になった後に徐々に毛が増え2割増、それから11回目の施術によって1割ほど減ったので7割減くらいかな、という感じです。
ヒゲ脱毛6回目から11回目までの鼻下の変化
さて、これまでの変化をダイジェストしてみましょう。
下の写真は一つを除いてヒゲを剃らずに放置して3日後のものです。残りの一つは7回目の施術の効果を表すもので、ヒゲ放置4日後に撮影しました。
今から書く毛の減り幅は鼻下です。
6回までの施術で「ほんの少し(2割くらい)減ったかな」という程度でしたが…
7回目で効果激増。6割ほど減り、
8回目でさらに減って8割減。
喜んでいたのもつかの間。抜けたところから再びヒゲが生え2割増。
9回目も効果は出たものの8回目の後に毛が増えたことが響き、7割減ほど。
ただあご下はほぼツルツルに。3回目の施術直後の写真と比べると違いは明らかですよね。
10回目も効果は出ましたが今度は細い毛やうぶ毛が生えてきて、それらを剃ったら濃くなってしまい…
現在に至ります。
脱毛効果が出た後にヒゲが再生する理由
8回目と10回目の施術で脱毛の効果が出た後、つまり毛が抜け落ちた後、さらに1~2週間ほどして今までと同じ濃い毛が生えたり、それよりは細い毛が生えたりしました。
なぜヒゲが再生してしまうのか。
複数の看護師の方に聞いた話をまとめると、
- 抜けた毛が退行期だった可能性がある
- 成長期の毛に反応しても一度で抜けないことがある
この2点に集約されます。
まず①について。
わたしは過去に受けたカウンセリングの中で「レーザーや光が反応するのは成長期のみ」と聞きました。
毛が生えて抜けるまでの過程を「毛周期」といって、毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」の3つのステージから成っている。
レーザーや光が反応するのはこの中の成長期だけであり、肌に生えている毛のステージはそれぞれ違うので、一度の施術で全てのヒゲを脱毛することはできない。
とのことだったのですが、看護師の方によるとこれは厳密には違っていて、レーザーはヒゲを黒くさせているメラニン色素に反応するので、退行期であっても反応はするそうです。
成長期と退行期のいずれの毛も施術によって毛が抜ける。しかしながら退行期だった毛は抜けても再び生えてくる可能性が高く、また成長期だった毛も一度では不十分で細い毛が生えることがあるといいます。
ではなぜ、退行期の毛だと再生するのでしょうか。
ジェントルレーズでは毛根を破壊することで脱毛を目指すわけですが、退行期の毛の場合、毛が毛根から離れているため、仮にレーザーを照射しても毛根まで届かないことがあるというのです。
どういうことか、説明します。
「毛根」とは、正確には毛穴の一番下にある「毛乳頭」を意味します。
毛乳頭は発毛の根幹を成す組織であり、イラストのように毛細血管とつながっていて、毛細血管から運ばれる栄養や酸素を取り込み、周囲にある毛母細胞に渡します。
毛母細胞は毛乳頭から受け取った栄養を糧に細胞分裂を繰り返し、毛を作ります。
なので、毛乳頭を破壊すれば毛母細胞に栄養が届かなくなり、結果、細胞分裂が行われなくなり、毛が生えなくなるという仕組みだといいます。
レーザーが毛乳頭まで届くことが重要であるわけですが、上のイラストのように、成長期は毛が毛乳頭とつながっているためレーザーが毛乳頭まで届きやすく、退行期は毛が抜ける準備をするため毛が毛乳頭から離れてしまっているので、レーザーが毛に留まってしまい、毛乳頭には届きづらいというのです。
面白いですね。
疑問を持って取材を続けているとまれにこんな刺激的な発見があります。
繰り返しますが、「施術によってヒゲが抜けたとしても生えてくることがある」ことは念頭に置いておきましょう。
さて、脱毛終了までもう少しかかりそうだと実感した11回目でした。
以上、医療ライター庄部のレポートでした。
さらば青ヒゲ! めざせ、ツルツル肌!
湘南美容クリニック・ヒゲ脱毛ページ
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