青ヒゲよサラバ!
青ヒゲが気になる30代医療ライターショウブ(@freemediwriter)が脱毛をしてツルツルの肌を手に入れようとする企画の第11弾。
前回は、美容医療を全国的に展開する「湘南美容クリニック」で5回目の施術を受けた模様とその効果をレポートしました。
今回は続編として、6回目の施術の様子と効果を書きます。
結論から言うと、今までの施術によって毛は2割ほど減り、ヒゲ剃りが少し楽になりました。
効果が大きくはないまま6回コースが終わったわけですが、さらに6回コースを追加することに決めました。
湘南美容クリニックで施術を受け続けるべきか否か…。
悩みましたが、最終的には同クリニックでの脱毛を検証したい気持ちが勝りました。詳細は本文をご覧ください。
ヒゲ脱毛6回目の模様
ヒゲ脱毛6回目の施術を受けたのは、2019年6月14日午後4時40分。
場所はいつもと同じ、新宿駅南口から徒歩5分ほどの場所にある「湘南美容クリニック新宿南口院」です。
看護師の方に撮ってもらった施術前の状態です。
今までの効果が小さいことを看護師の方に伝えた結果、今回はさらにもう一段階、機器のパワーを上げてもらうことにしました。
前回の看護師の方は「ヒゲがまだ濃いので(出力を)上げるとやけどのリスクも上がる」と話していましたが、効果が小さいわたしの現状を考慮されたのでしょう。
今回担当してくれた方に聞いたところ、ウルトラ美肌脱毛は光の強さが4段階あるそう。わたしは3回目と今回の6回目にそれぞれ上げてもらったので、現在は3段階です。
今後の効果が小さくても、まだ光を強くできる選択肢が残されているのは安心材料にはなりますね。
出力を上げたことでの感覚の違い
光をさらに強くしたところ、刺激と熱感は強くなりました。
鼻下の部分は機器を止めてから光を照射するので今までと同じように痛みを感じなかったのですが、機器を滑らせながら照射するあごとあご下の痛みは増しました。
過去記事にも書いたことと同じように、機器の移動距離が長くなるほど肌がビリビリとしびれる感じが強くなり、その刺激から脚がビクンと跳ねました。
その様子を見ていた看護師の方の提案で、あごの部分は途中から機器を止めて照射することに。
あご下も同様に、機器を止めてピッと照射、機器を少しずらして止めて、またピッと照射、という具合に進めていきました。
やはり機器を止めてから照射すると痛みはあまり感じませんね。
ただ、光が強くなったためだと思うんですが、肌への衝撃と熱感は今までよりも強くなりました。
何でしょう、痛みじゃないのですが、バチンッと衝撃波がぶつかる感じです。
施術終了後に感じるヒリヒリとした感覚も今までより強かったのですが、これは10分ほどで治まりました。
最後に炎症止めのクリームを塗ってもらい、いつも通り施術は15分ほどで終了です。
今までと同じように赤みもありませんでした。
それと、今回の変化としては施術の前に医師による肌チェックが入ったことも挙げられます。といっても1秒くらい目で見るだけですが。
医師の目視は最初のカウンセリングの際にあったもののそれ以降の施術の際にはありませんでした。
看護師の方に聞いたところ、「より安全性を高めたい」とのことで、今後は施術の度に医師が目で見て肌を確認するとのことです。
さあ、これで1コースが全て終わりました。
機器の光を強めた効果は出るのでしょうか。個人的にはけっこう刺激が強くなったので効果を期待してしまいますが。
ヒゲ脱毛6回目の効果
6回目の施術を終えて23日後、ヒゲを剃らずに放置して3日後の2019年7月7日に撮影したものです。
わたしが指定している美容機器の「ウルトラ美肌脱毛」の場合、効果が出るのに3~4週間ほどかかるため、少なくとも21日後のヒゲの状態をみないと効果を検証できません。
撮影した日はまだ4週間も経っていないタイミングでしたが、撮影日以降のヒゲに変化は見られなかったため、この時点で既に6回目の効果は出ていたとみてよさそうです。
で、今回はどうだったかというと…
効果を感じられました。
4回目と5回目の効果がとても小さかったので、「このまま続けるとまずいのでは…」と不安が増していたんですが、今回は4回目・5回目に比べると毛の減り幅が少し増えました。
機器の光を強めてもらって4段階のうち3段階のパワーで照射してもらったことが良かったのでしょうか。それとも、光が反応する成長期の毛がたまたま多かったのか。
理由はわかりませんが、とりあえず不安が少し和らぎました。
まだわたしを見知っている人が感じられるほどの違いはないと思いますが、少しの変化の積み重ねが大きな変化につながるわけなので、一歩前進した手応えを得ました。
あご下は面積が広い分、毛も多いんですが、毛が生えなくなった部分(肌色の部分)が点在するようになりました。
これは上の写真よりも撮影日が2日遅く、毛を剃らずに放置して5日後の7月9日のものです。
「おお、毛が減った」と手応えを感じられたのが3回目と6回目だったので、1回ずつ手応えを得られるものではなく、微細な変化を続けて2、3回ごとに目で確認できるほどの変化量に達するのかもしれないですね。
1コースを終えてのまとめ
- ヒゲ剃りが少し楽になった
- 毛の量が2割ほど減った
6回1コースを終えての効果は上の通りです。
ヒゲ剃りが少し楽になりました。
わたしは電気シェーバーでヒゲを剃っているんですが、脱毛によって毛量が少し減った分、機器を当てているときの抵抗感が和らぎました。
ヒゲを剃っているときに毛がつっかかる感じがわずかながら減ったんですよね。
ヒゲ剃りの時間も、10秒から20秒くらい短くなったように思います。
数字で見れば違いは少しですが、ヒゲ剃りの面倒くささが減ったのはうれしいこと。
毛量の減り具合は2割ほどでしょうか。
まだまだ先は長いものの、変化が少しでもあるのは悪くはないこと。とはいえ、もう既に6回受けてるので先が長すぎるのは嫌ですが…。
次回から脱毛機器を選べなくなるのは本当だった
5回目の施術を受けたときに聞いたことは本当でした。
やっぱり、湘南美容クリニックでは今、患者が脱毛機器を選べないそうです。
湘南美容クリニックでは3種類の脱毛機器(ウルトラ美肌脱毛、メディオスター、ジェントルレーズ)を備えていて、わたしが通っている新宿南口院にはそのうち、ウルトラ美肌脱毛とジェントルレーズの2種類があります。
以前に6回コースを頼んだ際は、あらかじめその2種類のうちどれがいいかを患者が選ぶことができたんですね。
「機器を一度指定したらコース終了までその機器を変えることはできない」という縛りはあったものの、今はその指定さえもできないとのことです。
こんな風に制度が変わったのは2019年の2月だそうです。
看護師と事務の方によると、現在、脱毛の需要が高く、機器を指定できる制度のままだと予約が取りづらい状況が続いてしまうため、より多くの患者が受けやすくするために変えたそう。
特に会社員が休みの週末はすぐに予約が埋まっていたといいます。
機器を指定できないようにして、患者が来たタイミングでそのときに使える機器をあてがうようにすれば受けやすくなるだろうとの判断だそうです。
理由はわかりますけど、患者側からすると「うーん」という感じではないでしょうか。
脱毛の効果は機器の性能に左右されるので、肝心の機器を選べないっていうのは…。
今まで使っていた機器で効果が出ていた人であれば継続してそれを利用したいでしょうし、費用は変わらないのに他の機器を使うことになって効果が落ちてしまったら不満を感じるはず。
と、思うことはあるものの、不満があれば他の医療機関を利用すればいいだけなので、引き続き湘南美容クリニックを利用したいのであればそこを飲み込まなければなりません。
コース終了後も続行を決定
さて、「効果はあったけど大きくはない」「ツルツルまでは遠い」という状況で6回コースが終了し、今後どうしようか検討しました。
その結果、6回コースを再び契約することに決めました。
悩みました。
「このまま続けて効果が大きくない状況が続いたらどうしよう…」「男性のヒゲ脱毛ではメディオスター(機器)が注目されてるからそれを指定できるところにするのはどうか」
こんなふうに考えましたが、「ライターとして湘南美容クリニックのひげ脱毛を検証したい」という気持ちが勝りました。
「ヒゲが薄くなったと実感するには10回以上は受ける必要がある」「ツルツルになるまで20回ほどかかった人もいる」
看護師の方が言っていたことが本当かどうかを確かめるためには、少なくとも10回は受ける必要がありますよね。
「湘南美容クリニックのウルトラ美肌脱毛は男のヒゲには効果が小さい」
インターネットの中にはこう指摘する声もありますが、その中には書き手が実際に何回施術を受けたかわからなかったり、そもそも文章を書いている人が脱毛を経験したのかさえ定かでなかったりするケースがあります。
ネットの中のヒゲ脱毛の情報って、信頼性の高いものが多くはないんです。
それは、クリニックへの来院を促して紹介料を得たいアフィリエイターが自分が体験しないまま記事を書いたり、体験していないライターに記事を書かせていたり、さらには体験していても来院を誘導するために偏った情報を書いていたりすることがあるからだと思いますが。
それと、そもそも文章を書くことはエネルギーが必要で、そのエネルギーは自分が満たされていないときに高まりやすい傾向にあることも関わっていそうです。
どういうことかというと、ヒゲ脱毛を受けて効果が出て満足した人はそこで自己完結をして、自分の体験をわざわざ文章に書くことは少ないのではないかと思うのです。
逆に、効果が低くて不満を感じた人は、医療機関を批判したい、攻撃したい気持ちが高まって、文章を書くという行動を取りやすいのではないかと。
だから結果的に、ネガティブな情報がネットの中で目立ちやすくなってしまうのではないかと。
実際のところはわかりませんが、そんなことを想像するからこそ、わたしは実体験を率直に詳しく書きたいなと思っています。
それに、制度の変更によってどの機器が使われるかわからなくなったことは、わたしにとってポジティブに働くだろうという考えもあります。
ウルトラ美肌脱毛で施術を受ければ、その機器で施術を繰り返した結果を検証できますし、仮にジェントルレーズで施術を受けたとしても、新しい機器で施術を受けた感想やその都度の効果を書けます。
わたしの場合はウルトラ美肌脱毛で効果が大きくないわけですが、ジェントルレーズで効果が大きくなることもあり得るわけなので。
一番いいのは、2つの機器をそれぞれ3回ずつ使ってみて、それ以降は効果の高かった方を継続する方法だと思いますが、そんな風に柔軟に機器を指定することが湘南美容クリニックではできないので、仕方ありません。
継続することでヒゲが薄くなったら患者としてハッピー、薄くならなくても、その結果を踏まえたアドバイスが書けるのでライターとしてやりがいがある。
そんなスタンスでやっていこうと思います。
それでも最後にこう言います。
さらば青ヒゲ! めざせ、ツルツル肌!
医療ライターの庄部でした。
湘南美容クリニック・ヒゲ脱毛ページ
記事内の情報、考え、感情は書いた時点のものです。
記事の更新情報はツイッター(@freemediwriter)でお知らせします。
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