ヒゲを放置して5日経った時のライター庄部。ここからツルツル肌をめざします
青ヒゲよサラバ!
青ヒゲが気になる30代医療ライターショウブ(@freemediwriter)が脱毛をしてツルツルの肌を手に入れようとする企画の第7弾。
前回は、美容医療を全国的に展開する「湘南美容クリニック」で初めて施術を受けた模様をレポートしました。
今回は続編として、2回目の施術の模様とその効果について書きます。
今回も看護師の方が施術の方法を工夫してくれたおかげで痛みが減り、楽に受けられました。効果についてはまだ疑問に留まるレベルで、「あごの上の方がほんの少し減ったかな?」と感じましたが、気のせいかもしれません。
クリニックが込みにくいのは平日の午後6時より前
医療機関でのレーザー・光脱毛は、ヒゲがしっかりと生えてから施術を行う必要があるので、最短で1ヵ月以上空けなくてはなりません。
わたしは2018年10月9日に初めて施術を受けたので、2回目は11月13日に受けることにしました。
場所は前回と同じく、湘南美容クリニック新宿南口院です。
過去にカウンセリングを受けた時は患者、スタッフ共に女性ばかりの空間に少し緊張しましたが、もう慣れましたね。
予約していた時間は午後6時30分で、仕事を終えてから来院している人がいるのでしょう。5時に行った前回よりも待っている患者が少し多く、前回が6人だったところ今回は10人(男性はわたしを含めて2人)でした。
この日はけっこう待ちました。
開始時刻を4分過ぎたタイミングで、スタッフの方がわたしの所まで来て「10分ほどお待ちを」と案内。
結局、施術を担当する看護師が待合スペースに現れてわたしを呼んだのは6時50分と20分遅れました。
施術後、担当看護師に患者の入り具合を聞いたところ、平日の方が土曜日と日曜日よりも混んでいなくて、さらに平日の中でも午後6時より前の方が空いているそうです。
6時以降でも待ち時間が発生しないことの方が多いそうですが、「本日は待たせてしまって申し訳ありません」とのことでした。
ヒゲ脱毛2回目の模様
前回と同様、担当してくれた看護師の方に施術前後の写真を撮ってもらいました。上の写真は施術前のものです。
湘南美容クリニックでは担当する看護師を自分で選ぶことはできず、日によって違います(施術・経営の効率を高めるためや看護師によって施術レベルに大差がないからかもしれませんが、コミュニケーションには相性があるもの。選べるようになるとなおいいですよね)。
脱毛の効果を高めるため、施術を受ける前は対象の部位に何も塗ってはいけないらしいのですが、わたしは今回それを忘れていて、朝に化粧水を塗っていました。
カウンセリング時に聞いたところ、化粧水も種類によっては油が入っていて、レーザーや光が油に反応してやけどをしてしまう恐れがあるそうです。
何か塗っているかどうかは看護師の方が施術の前に聞いてくれました。
湿ったコットンのようなもので化粧水を落とし、アイマスクをしてすぐに施術が始まりました。
「蓄熱式だから機器を滑らせた方が効果が出やすい」
ウルトラ美肌脱毛の特徴は、機器を滑らせながら光を照射していくことですが、1回目はこれが痛かったんですよね。
耐えられないほどではないんですが、機器の移動距離が長くなるほど熱感や痛みが増していきました。
なので、前回は看護師からの提案で途中から施術方法を変えてもらいました。
機器を一度止めて光を照射し、機器を少し移動させてまた止めて照射し、という方法に変えたところ、痛みなく受けられたのです。
前回の看護師はこの方法でも「丁寧にやれば照射漏れは起きない」と話していましたが、2回目に担当してくれた看護師は「蓄熱式だからやっぱり滑らせた方が効果は出やすい」。
蓄熱式? 動かしていくほど熱がたまって威力が増すということでしょうか?
施術しながら会話していたので具体的には聞けませんでしたが、こんなふうに、看護師によって言うことは微妙に違います。
効果が出やすくなるメカニズムについてはまた今度聞いてみましょう。
骨に近い部分ほど痛みを感じやすい
わたしが施術を受けているのは、鼻下(上口ひげ)、あご、あご下の3部位です。
前回はあごを照射している時に痛みを感じて施術方法を変えてもらったわけですが、今回は機器を滑らせて照射しても大きな痛みを感じませんでした。
少しチクッとした程度。
なぜでしょう。毛が減ったからでしょうか。でも毛量に変化は見られません。これもまた聞いてみます。
「おおっ、痛くない!」と感動してこのまま楽に受け続けられるかなと思ったんですが、問題だったのがあご下。
前回は機器をいったん止めて光を照射したので痛みを感じなかったのですが、滑らせて照射すると痛い。
耐えられないほどではないんですが、体がビクッと動く程度には痛い。
でも今回の看護師の方は前回の人に比べてサバサバしていて「動かないでくださいね。動くと機器がずれて効きが悪くなるので」と言いながら施術を進めていきました。
この日は全体的に施術が遅れていたからか、少し巻いている印象も受けました。
でもわたしとしては痛みに体がやむなく反応しているわけで、意識して止めるのは簡単じゃないんですよね。
看護師の淡々とした物言いに少し(少しですよ)イラッとして、少し経ってもやっぱり痛かったので「いや痛いんですけど」と少し(少しですよ)声を張りました。
すると、前回と同様に新たな施術方法を提案してくれました。
「あご下」は、耳の付け根から、あごを引いたときにできる首との境目までを意味していて、あご下を施術する際には首との境目から上に向かって機器を滑らせていきます。
看護師の方が言うには、あごに近づくにつれて痛みが増すということは、おそらく骨に近い皮膚を照射するときに痛みを感じやすいのではないかと。
なので、骨に近いところだけ機器を止めて照射して、それ以外は滑らせて照射しましょうと。
こうしたところ、驚くほど痛みがなくなりました。
すごい(イラっとしてなんかすいません)。
とまあ、こんなふうにちょっとした感情の乱れもありつつ、2回目も無事に終了。
副作用はなし。1回目に感じたヒリヒリ感もなかった
施術後の写真です。
1回目と同様、赤みなどの副作用は起きませんでした。初回は施術を終えて15分間くらいはあご下の部分がヒリヒリしていたんですが、それもありませんでした。
写真を見ると、アイマスクのあとがついてますね。髪もやや乱れてる。これから施術を終えた後はクリニックのトイレに寄って髪を整えた方が良さそうです。
それと、この日の看護師さんはセルフケアの大切さを強調していました。
カウンセリングの時にも「副作用のリスクを減らすために日焼けはしないこと、施術後によく保湿をすること」と言っていましたが、今回の看護師は新たに「3月から9月は日焼け止めを塗ってほしい」と話していました。
日焼けの部分にたまったメラニン色素に機器の光が反応してやけどのリスクが上がるほか、施術の効果も落ちてしまうと。
「日焼けで効果が落ちる」というのはカウンセリングでは聞かなかったことです。
でも3月から日焼け止めってけっこうハードル高いですよね。他の看護師にも聞いてみましょう。
ヒゲ脱毛2回目の効果
さて、ヒゲ脱毛2回の効果はどうだったのでしょうか。
今回担当してくれた看護師の方によると、「3回目や4回目を終えてから髭剃りが楽になったと話す人が多い」とのことだったので期待はしていませんでしたが、念のため見てみましょう。
上の2つの写真は3回目の施術を受けた12月25日に撮影したもので、まだ変化は見られません。これらは朝にヒゲを剃った日の夕方のものです。
そしてこちらがヒゲを剃らずに2日経った状態。
下唇の下、あごの上の方の毛が若干、少なくなったような気が…。
2回目の施術を終えてある程度経った頃、鏡を見て「あれ?」と思ったのですが、そもそも以前からあごの上の方は毛が少なかった気もするし、よくわかりません。
いずれにしても、まだ疑問に留まるレベルですね。
今回のまとめ
ヒゲ脱毛2回目を終えて感じたポイントをまとめておきます。
- クリニックが空いているときの方が丁寧な施術を受けられる可能性が高まるので、行くとしたら平日の日中、午後6時より前の方がいい
- 看護師によって話すことが微妙に違うので、たくさん情報を得て共通点をピックアップしていく必要がある
- わたしの場合、皮膚が骨に近いほど痛みを感じやすい。その部分は機器の動きを止めて照射、それ以外は滑らせて照射という方法がいいかも
続いて疑問に思ったことは
- 機器を滑らせた方が効果を得られやすい理由と蓄熱式の意味
- 3月~から9月は日焼け止めを塗った方がいいそうだけど本当?(わたしは肌が白いけど)
- 看護師が患者から聞いた情報は院内できちんと共有されているか
3番目は気になりますね。
施術に対するわたしの反応などをスタッフ間で共有しておくと施術の効率が高まると思いますし、3回目以降にまた同じことを看護師に伝えないといけないのは患者にとっては手間。
このあたりは湘南美容グループの質の高さが問われるところなので、どんな体制になっているか聞いてみようと思います。
ヒゲ脱毛、まだ始まったばかりですが、こつこつと続けていきます。
さらば青ヒゲ! めざせ、ツルツル肌!
医療ライターの庄部でした。
湘南美容クリニック・ヒゲ脱毛ページ
記事内の情報、考え、感情は書いた時点のものです。
記事の更新情報はツイッター(@freemediwriter)でお知らせします。
続編はこちら
関連記事
【写真付】30代男がシミ取りレーザーの効果をレポ【1カ月後まで】
【画像】BBクリームでニキビと赤みを隠せた男の体験談【手軽に可】
医療ライターお勧めスキンケア本レビュー【美容常識の9割はウソ】