青ヒゲよサラバ!
青ヒゲに悩む30代医療ライター(@freemediwriter)が脱毛でツルツルの肌を手に入れようとする企画の第39弾。
「ヒゲ脱毛の施術後に毛が濃くなると聞いたけど本当?」「実際に毛が濃くなったけどこれがずっと続いたらどうしよう…」
今回は、そんな疑問や不安を抱える人に向けた記事を書きます。
先に結論から言うと、機器によっては毛が濃くなることは避けられませんが、ずっと続くわけではないのでご安心ください。
とはいえ、ヒゲ脱毛では起こりにくいと言われているものの、ある現象によって長期的に続く可能性もあるそうなのでその点についても解説します。
ヒゲ脱毛後に毛は濃くなるのか
まず、脱毛後に毛は濃くなるのか。
ヒゲ脱毛に向いていると言われる「ジェントルヤグ」や「ジェントルレーズ」といった熱破壊式の機器では、一時的に濃くなる可能性が高いと思われます。
わたしの場合、鼻下とあごを8回ジェントルレーズで、鼻下を1回ジェントルヤグで施術してもらいましたが、ほぼ毎回、照射部位がそうなりました。
ただ、ヒゲがもともとすごく薄い人は濃くなりづらいかもしれません。
- ヒゲが濃い人
- 熱破壊式で施術を受けた人
はそうなりやすいと思います。
どんなふうに毛が濃くなるのか
上の写真は初めてジェントルレーズで施術してもらった後の写真で、1枚目が1日後(2019年7月25日)、2枚目が4日後(同28日)です。
このときはヒゲ脱毛7回目で、過去6回の蓄熱式機器(ウルトラ美肌脱毛)の施術ではさほど効果が出なかったため、ヒゲが多い状態で熱破壊式の施術を受けた後の様子を示しています。
いわゆる「泥棒ヒゲ」のような状態になりました。
鼻下とあごの部分が全体的に黒ずんでいることがわかりますね。
脱毛後に毛が濃くなる理由
なぜ、脱毛後に毛が濃くなるのでしょう。
ヒゲ脱毛を行っているサロンなどのホームページによると、
- 焦げた毛が毛穴の中に残る
- レーザー熱で毛穴の中の毛が膨張する
- 炎症によって毛穴が膨れる
こういった理由だといいます。
わたしもそうだろうと思います。
というのも、ヒゲ脱毛によって毛が濃くなる現象はちょっと特殊で、上に書かれてある通り、肌の中で毛の黒さが増してくるんですよね。
それと同時に毛穴も膨れてきて、いつもとは違ってなかなか毛が外に出てこないんです。わたしの肌感覚だと2、3日くらい肌の内側に留まります。
その結果、肌の色が全体的に黒ずんで見える、それが「毛が濃くなった」と感じる理由です。
泥棒ヒゲが続く期間
もともと濃いのにさらに濃くなってしまって…イヤだ…
嫌ですよね、わたしもそうです(泣)。
ヒゲが濃い人にとっては残念な現象なのですが、かといってこれがずっと続くわけではありません。
肌の内部に留まっていた毛もやがて外に出てきます。それを剃って様子を見ていると、いつも通りの濃さに戻り、その後に脱毛効果も表れてきます。
わたしの場合、泥棒ヒゲが続く期間は1週間ほど。
その後、2、3日したら、つまり施術を受けて10日前後から脱毛効果が現れて毛がポロポロ抜けてくるので、今度は反対にヒゲは薄くなっていきます。
泥棒ヒゲ期間中の対策
ヒゲ脱毛の効果が出やすいと考えられている熱破壊式で施術を受けた場合、この“泥棒ヒゲ現象”は避けられませんが、若干の対策はできます。
- 施術日を連休前日にする
- マスクをする
- 男性用BBクリームを塗る
施術日を連休の前日にして施術後2、3日は人に会わないようにする。人に会うときもマスクをする。
人と会う際にマスクを外さないといけない人は男性用BBクリームを塗って青ヒゲを少し目立たなくさせておく。
それと、「炎症を鎮めるためには保湿が重要」と看護師の方がよく言うので、スキンケアも丁寧に行うことが大切でしょう。
男性用BBクリームに興味のある人は下の記事を参考にしてみてください。
泥棒ヒゲを避ける手もあるが…
泥棒ヒゲになるのは絶対にイヤ
どうしても避けたい人であれば、近年、脱毛に使われだしたという蓄熱式の機器で施術を受ける手があります。
「メディオスター」や湘南美容クリニックが独自開発した「ウルトラ美肌脱毛」がその代表ですが、このタイプの機器は熱破壊式とは違って「泥棒ヒゲ現象が出づらい」と考えられているそうです。
熱破壊式とは違ってレーザーが毛根に作用せず、「毛を生やせ」と指令を出しているバルジ領域と呼ばれる組織にアプローチするため、肌内部で毛が濃くなる可能性は低いらしいんですね。
わたしもウルトラ美肌脱毛で6回施術を受けましたが、毛は濃くなりませんでした。
ただ、ヒゲ脱毛と相性がいいのは熱破壊式だと関係者は口を揃えていて、わたしもそう思うのでお勧めはしません。
わたしであれば、嫌なことはあっても効果が出る可能性が高い機器を選びます。
機器の特徴については下に書きました。
硬毛化が起きる可能性も
施術後にヒゲが濃くなる現象は熱破壊式の特性に起因することが大半だと思われますが、「毛が濃くなる現象」に限れば、「硬毛化」と呼ばれるものもあります。
医師や看護師によると、硬毛化とは体の防御反応によりレーザー照射で毛が濃くなったり増えたりする症状をいいます。
ただし、起こりやすいのは毛の薄い肩や背中、胸、二の腕であり、一般的に毛の濃いヒゲの部分には起こりづらいそうです。
硬毛化が起こると長期にわたって症状が続くことがあり、レーザー照射を続けても解消しないことがあるといいます。
「毛の薄い場所に照射するとリスクがあることは覚えておいてください」とメンズリゼの医師は話していたので、一応、留意点として書きました。
まとめ
熱破壊式で施術を受けた場合、施術後の泥棒ヒゲ現象は覚悟しないといけません。
気休めの言葉もかけられませんが、保湿をちゃんとやって、休日の前に施術を受けるなどしていくしかありませんね。
ただ、この嫌な数日を乗り越えればヒゲがポロポロと抜け出す喜びを味わえるので、それを楽しみに我慢しましょう。
それに、脱毛でヒゲが減っていくと毛が濃く見える程度も軽くなるので、やっぱり継続が大切だと思います。
わたしも引き続き頑張ります。
さらば青ヒゲ! めざせ、ツルツル肌!
医療ライターの庄部でした。
湘南美容クリニック・ヒゲ脱毛ページ
記事内の情報、考え、感情は書いた時点のものです。
記事の更新情報はツイッター(@freemediwriter)でお知らせします。
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