ヒゲ脱毛の基礎知識

ヒゲが生える理由と仕組みのポイントを解説【毛周期への理解が重要】

ヒゲを剃らずに5日経った時の庄部氏の口周り

久しぶりに会う友人から聞かれる声。

「お前、ヒゲ濃くなったな」「青いな」「老けたなあ」「ひげが浮き出とる」「ヒゲが」

ヒゲ、ヒゲ、ヒゲ………

 


 

ということで、ヒゲ脱毛を始めます。

自分でも年々濃くなっているのが気になっていたので若返りたいし、ヒゲ剃りに毎日5分かけてるのは時間がもったいない。時短したい。

まずはざっくりとヒゲと脱毛に関する知識を備えようと思い、下のことについて調べてみました。

  • ヒゲの名前の由来
  • ヒゲの本数と1日に伸びる長さ
  • ヒゲが生える理由
  • ヒゲが生えるメカニズム

そもそもなぜ「ヒゲ」? 名前の由来について

「髭」って、何で「ヒゲ」って言うのだろう。調べると、名前の由来は諸説あるようです。

  • 頬に生える毛「頬毛(ほほげ)」の言い方が変わって、「ヒゲ」になった
  • 魚のヒレのように生えることから、「鰭毛(ひれげ)」が転じて「ヒゲ」になった
  • 顔のへり(ふち)に生えるので、「辺毛(へげ・へりげ)」から転じた―など

漢字での表記については「髭」と認識している人が多いかと思いますが、実はひげの生える部位によって異なります(知らなかった)。

  • 唇と鼻の間に生えている、いわゆる口ヒゲ→「髭」
  • 頬に生えている頬ヒゲ→「髯」
  • 顎に生えている顎ヒゲ→「鬚」

この記事では、メディア業界の標準的なルールにもなっている『記者ハンドブック』の定めにならい、「ヒゲ」と記します。

ヒゲは何本くらい生える? 1日に伸びる長さは?

ヒゲの本数については個人差がありますが、およそ6千~2万5千本と言われています。1日に伸びる長さも人によって異なりますが、平均して0.4㎜ほどだそうです。

なぜ毛が生えるのか? 「体を守るため」は正しい?

ヒゲを含め、なぜ体に毛が生えるのか。

「毛で覆われていた原人の名残り」や「体を守るため」と言われているほか、「今なお不明」という情報もあります。

体を守る説

昔は寒さをしのぐ設備がなかったので寒さから身を守る必要があった。危険や汚れから守るためにも毛が必要だった。

その名残りとして今でも毛が全身を覆っている。また現在でも、太陽光から体を守ったり、知覚を和らげたりする働きがある。

こんな「体を守る」説があります。

今なお不明説

その一方で、「体を守る」説を否定する意見もあるようです。

大人に比べて体を保護する必要性の高い幼年期に体毛が薄く、また女性が男性に比べて毛が薄いことから、「体を守る」説は成り立たない。

だから、今なお不明であると。

異性を手に入れるため説

体毛の中でも「ヒゲ」に限定すれば、「異性を手に入れるため」という説が浮かびます

クジャクのオスに生える鮮やかな羽やシカのオスに生えるいかつい角は異性にアピールするためのものだったり、異性を巡る同性との競争に打ち勝つためのものだったりします。

ヒゲもそれらと同じような意味で男性に発達したのでは、と。

ウィキペディアによると、近年ではこちらの説が有力になっているそうです。

しかしながら異性へのアピールという面で考えた場合、男のひげを「ダンディ」と肯定的に捉える女性がいる一方、「むさい」「汚らしい」などと嫌に思う女性も多いのが事実ですよね。

ヒゲはどのように生えてる? そのメカニズムは

ヒゲが生え始めるのは思春期の前後であり、思春期は一般的に12歳から17歳ごろまでを言います。

子どもから大人に変わっていく中で男性ホルモンの分泌量が増え、ホルモンの作用によってヒゲが生えるそうで、陰毛や腋毛に少し遅れて生えることが多いと言われています。

毛がどんな風に生えるのか、そのメカニズムについても簡単に触れておきましょう。

毛は毛穴から伸びて来るわけですが、毛穴の一番下には毛乳頭と呼ばれる組織があります

毛乳頭は毛細血管とつながっていて、毛細血管から運ばれる栄養や酸素を取り込み、周囲にある毛母細胞に渡します

毛母細胞は毛乳頭から受け取った栄養を糧にして細胞分裂を繰り返し、毛を作ります

毛が生えるメカニズム

  1. 毛乳頭が毛細血管から栄養を受け取る
  2. 毛乳頭が毛母細胞に栄養を渡す
  3. 毛母細胞が栄養を糧にして細胞分裂を繰り返し、毛が作られる

つまり、毛をいくら抜いても毛乳頭がある限り、毛は生え続けるわけですね。

伸び続けるわけではなく、発毛と脱毛を繰り返す

周知のことにはなりますが、毛は決して伸び続けるわけではありません。

体の部位によって伸びる長さが決まっていて、伸びきってしまうとやがて抜け落ちます

毛は発毛と脱毛のサイクルを繰り返しているわけで、1サイクルを「毛周期」と言います。

毛周期は個人差がありますが、ヒゲの場合は45~60日ほどと言われています。

頭頂部は129日、眉毛は64日、腋毛は120日、陰毛は121日ほどとのこと。

毛周期の各ステージ

毛周期には、毛が伸びる「成長期」から、毛が抜け落ちる「休止期」までの4つのステージがあります。

  1. 成長初期…毛母細胞が細胞分裂を起こし、新しい毛が作られ、伸びていく
  2. 成長期…毛母細胞が活発に分裂し、毛がどんどん伸びていく
  3. 退行期…毛母細胞の分裂が止まる
  4. 休止期…自然に毛が抜け落ちる

こんな風に毛が生えるメカニズムを把握しておくと、脱毛の仕組みも理解できそうですね。

以上、医療ライター庄部(@freemediwriter)でした。

続編はこちら

ヒゲ脱毛でなぜ毛が抜けるのか?仕組みを解説【レーザーで毛根破壊】レーザー脱毛で毛が抜けるメカニズムを医療ライターがやさしく解説。毛乳頭を破壊することが重要です。...

参考資料

語源由来辞典 

ウィキペディア「髭」

教えて!goo 眉毛、ひげ、腋毛の役割とは。皮膚科医に聞いてみた

美容皮膚科シロノクリニック 脱毛のメカニズム

関連記事

関係者30人を取材した記者が提案「ヒゲ脱毛お勧めクリニック」比較ヒゲ脱毛を全国展開する「湘南美容クリニック」「ゴリラクリニック」「メンズリゼ」の中でどれがお勧めか、体験取材を続ける医療ライターが患者のタイプ別に提案します。...